JBTまであと26日

フロントフォークの製作はさらに難易度が高く、当店が借りてきた梶原製作所製の治具では精度が管理できません。そこで「困ったときの梶原さん」。ステアリングコラムと2本のフォークブレード、エンド、そして手持ちで一番軽いフォーククラウン(23φ用)を持って、北赤羽の梶原製作所を訪れました。

ツーリング車はできるだけ先ダメでブレードを曲げたいので、梶原さんのところにある型の中で適したものを出してもらいます。そしてクラウンにブレードを付けてから、片側ずつ熱間で曲げていきます…。

ここは梶原さんに作業していただきました。「曲げてみてもいいけど、きっと左右揃わないよ」。そんなアドバイスとともに、梶原さんは神業を惜しげもなく見せて下さいました。