ハブの玉押し

二昔前のハブの玉押しは、前なら前、後ろなら後ろで規格はほぼ同じで、カンパニョーロのみねじピッチが違う、という認識だった。

ところが近年はそうではなくて、シールドベアリング仕様はもちろんのこと、カップアンドコーンのハブであってもいろいろなサイズの玉押しが使われている。そして、その玉押しは忘れた頃に必要になってしまうのだ。残念ながら……。

 

というわけで当店では定期的に、シマノの玉押しをがががっと仕入れることにしています。なぜかというと、シマノはさまざまなサイズの玉押しを使っていて、そして、古いものはもうスモールパーツを供給しなくなっちゃっているから。今回はHB-M760だったのですが、メンテが必要になった頃にはもう玉押しが手に入らなくなっていたのです……。