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フロントフォークの重量は642グラムとなりました。かつてマウンテンバイクのフォークで一世を風靡したリッチーロジックの700グラム台が目標だったので、悪くはありません。おそらく、ステアリングコラムの肉厚部を避けるとか、ブレードにチェーンステイ材を使うなどしてさらなる軽量化は可能でしょうけど、実用的なフォークになるとは思えません。そもそも、カーボンのフォークが初期にトラブルが発生したのを見て来たので、同じ轍をスチール側で踏むワケにはいかないのです。
カンティ台座の位置はもちろん重要なのですが、重量も気になりました。そしてロウも使うので(当たり前だ)、その重量も。いやはや、軽量車なのに実用に足らなかったらどうしよう。いや、軽くなかったらどうしよう。そんなことを考えながら、フレーム製作はとりあえず完了です。