JBTまであと129日

◎店主オオマエが人生で初めて、自転車フレーム製作に手を出しました。

本稿はその記録、最後までこのブログが続くかどうかは神様しか知りません!ヽ(^0^)ノ

 ジャパンバイクテクニーク(以下JBT)がなければ、僕はフレームを作ろうなんて考えることはなかったはずだ。正直にいえばずっと昔、雑誌の企画でフレームの製作記があったりすると興味深く読んだけど、「大変そうだな」としか思わなかった。

 しかも。自分がフレーム製作をお願いしているビルダーさんたち、いや、これまで会ってきた多くのビルダーさんたちが、長年の研鑽を経て今の技術を会得していることに疑いはなかった。趣味としてフレームを作ることには興味がなかった。諸先輩のレベルにとうていかなわないものを作るなんて、誰にも見せられないと思っていた。

 NAHBSに行き、趣味の延長でフレームを作っているガレージビルダー的な層がアメリカには大勢いることを知ったけど、それはそれ。昨年のハンドメイドバイシクル展でBYOBが見せてくれた9万2000円の「家庭用フレームジグ」にも心は動いたけど、そこまでだった。もう一人の自分が「本業は自転車屋だろ?」とささやいたのだ。

 その同じハンドメイドバイシクル展で、フランスでのコンクールテクニークを経験してきたグランボアの土屋さん、Mマキノの牧野さんらと話していて、ジャパンバイクテクニークの話が本格化した。「コンクール・デュラルミン」を日本で復活させる☆ こんな面白い企画に乗らないテはない。二つ返事で乗ったものの、まだ自分でフレームを作るなんて、高望みもいいところだと思っていた。