JBTまであと123日、ハンドメイドバイシクル展まであと11日

◎店主オオマエが人生で初めて、自転車フレーム製作に手を出しました。

本稿はその記録、最後までこのブログが続くかどうかは神様しか知りません!ヽ(^0^)ノ

 フレームを作るにあたってアマンダスポーツの千葉洋三氏は、「ノコとヤスリと万力があればできる」と言っていた。昔はそれだけでやったのだと。だから、まずはシンプルにそれでやってみたかったというのが本音で、旋盤やフライス盤などを置くスペースなんてないから、というのは言い訳だ。

 原寸図面を書いて、さてパイプをカットするわけなのだが、これが悲しいくらいにまっすぐに切れない。これまでシートピラー等を切ってきたソーガイドを使うのだが、それでもまっすぐにならない。ザグる(先方のパイプの角度に合わせて斜めカットする)部分はともかく、垂直にカットされていなければならないヘッドパイプなどは、はたと困ってしまった。「フライスがあれば」なんて声が聞こえてくるけど、まず道具ありきという考えは楽しくないのだ。

 そういうわけでまずは前三角のミニチュアをラグ付きで作ってみた。この時点で早くも数々の壁にぶちあたった。市販の新富士バーナーでロウ付けを試みたのだが、これもまるっきりの失敗だった。理由はいろいろあるが、最初からこんなものを作ろうというのがそもそも無理だった。果たして、ミニチュアではないフレームは完成するのだろうか……。